ER〜救急荒療治療室〜

ウチには3年前から飼っている金魚が2匹います。ヒナッペが金魚すくいで「救い」ました。一応、ゴールちゃんとゴールくんと名付けられていますが、どっちがどっちかは誰も分かりません。昔ながらの(そして最も飼育に適さない。)金魚鉢で飼っています。
その1匹が病気になりました。白いカビのようなものが付く、金魚にポピュラーなあの病気です。私は幼い頃からなぜか金魚がウチにいたので(金魚すくい産。そしてどれもが巨大化の謎!)、この病気がとても恐ろしいことを知っています。あぁ、どうしよう。。。繭にくるまれたように真っ白になって金魚が死ぬ!どうしよう、どうしよう、クスリで治るのか?塩水療法?2匹で100円の金魚たちにそこまで?難しそう、面倒臭そう、どうせ死ぬのでは。。。
痒いのか、痛いのか、やたらと身体を水槽に擦りつけているゴールちゃんあるいはゴールくん。やっぱり見殺しには出来ません!とりあえず病気魚と健康魚を隔離すべくポンプなど一式を買いに、Eやむとヒナッペと私は近所の(いつも小馬鹿にしている)小さな小さなホームセンターへ。ポンプ、ハイありました。アララ、あるじゃないですか、『メチレンブルー』(色素剤)!
そして早速、隔離政策を実行。限りなく濃い『メチレンブルー』を投入したらば。。。患者がもんぞり返って、もがき苦しむではありませんか!そののち、弛緩。。。あぁ、医療過誤!「死んだな。。。」と私。Eやむ、絶句。「死んだ、死んだ。」と私、5回ほど繰り返したあたりで、何となく患者の容態落ち着いて。(水温が高過ぎたのかも。)
結局、この先は分かりませんが、なんとか2匹とも各々落ち着いています。自分にできることはやったな、ベストを尽くしたな、後は運を天に任すしかないな、そんな私。一方、Eやむはこの騒動で胃が痛くなってしまいました。おかわいそうに。。。ラプソディ・イン・『ブルー』。

今日の晩ご飯:しめ鯖の焙り・ささみとキノコ野菜のとろみ煮物・そば豆腐のお吸い物・枝豆つぶし入り山芋おろし・スナップエンドウのタマゴ炒めとソーセージ