初日の記録

朝。ド・ピンクのカバンを肩からさげて、誇らしげなミカリン。颯爽とじいじに挨拶をして、いざ保育園へ。暖かな春の陽ざしのもと、我が町のメインストリートを行く。途中、ミカリンが「キライ」な人に出くわして、ちょっとさい先不安。。。園に到着。自分のマークのところへ靴をしまう、タオルをかける。ノートはかごに入れる。右、良シ。左、良シ。「ミカチャン、おままごとするわ。かあかもしよ。」「かあか、いっしょにしよ。」思わず誘い込まれそうになるけれど、「センセーと遊びなさいな。」「センセーにしてもらってね。かあかは行くからね。ばいばい。」と風の如く消える私。一瞬なんのことやらわからずに、きょとんとするミカリン。そして「ワーーーーーーン、カーーーーカーーーーーー!!」と泣きだしたところで、センセーがすかさず抱っこ。後を託して、私は。。。玄関まで響く泣き声を聞くと、やはり可哀想になる。だけれども、園を出てニ、三歩進んでみると、案外さっぱりした。
〜ヒナッペの耳鼻科と私の歯医者を挟み〜
そして夕。お迎えだ。泣きついてくるのではという予想はあっさり裏切られた。「かあか、お仕事終わった?」と開口一番。センセーが、ミカリンが保育園にいることの、その理由を説明してくださったのだろう。得意げにいろいろと私を案内するミカリン。なんだか自信満々である。センセーからもお話をうかがった。気に入った男の子に「○○ちゃん、好き〜。よろしくねっ!」とあいさつしたとか、三輪車をこげるとか(ウチのではムリなのに?)、泣いたのは朝だけであとは機嫌良くしていたとか、給食のサラダをおかわりしたとか、昼寝を2時間以上したとか(知らない場所でよく眠れるわね。)。。。
明日の朝は、保育園=私に置いていかれることを理解しているから、今日よりも手ごわいだろう。泣くだろう。でも、きっと明日も彼女なりに楽しむだろう。いろいろな気持ちを我慢してがんばっているのだとは思う。親の都合で云々とも思う。それでも、保育園はやっぱり子供にとって楽しいところに違いない。帰宅後のミカリンの目の輝きを見て、Eやむと私はそう思った。

今日の晩ご飯:春巻き・もやしとにんじんとキャベツのスープ・ハタハタの昆布煮・ブロッコリの黒ゴママヨ・昨日の残りおかず