思ひ出探訪

東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~トンネルを抜け瀬戸大橋を渡ると、そこは熱帯であった。。。5泊6日帰省の旅より、ただいま戻りました。長いようで短かった、そして何より暑かった。。。そんな中訪れた『あれこれ』。

  • 三越の上から下まで全部。久しぶりにジョアンのクッペを食べたり、ジューススタンドで小松菜ジュースを飲んだり。
  • 「さぬき●番」(うどん屋)に10年ぶりに。洋服屋で学生バイト時代(=私のバブル期。)に昼休憩によく行ったところ。あいかわらず朽ち果てた店内と、あいかわらずの美味くない麺、あいかわらずの大将。ヒナッペと食べに行くことがあるなんて。。。10年前の私もビックリでしょう。。。
  • ヴィレッジ ヴァンガード。いつの間にか高松にもできてました。ヒナッペ、ウキウキ。数多のレシピ本を立ち読みして、「ビンボーDeli」を買うことに。
  • 高松まつり花火大会。サンポートまで人混みに紛れて突入。意外と空いており、芝生の上にどっかと腰を下ろして、お酒も入って良い塩梅。最後の「グランドフィナーレスペシャル連発花火ナイアガラの滝」はショボかったのです。
  • 「誠うどん」。お盆でも開いていました。最も近いうどん屋を最も愛す。
  • 岡山●番街。久しぶりの途中下車。ソニプラから青汁スタンドからベーグルからボデショップから何でもあるのでした。懐かしい木村家に寄りて。
  • その他、ウチでは「八十場のところてん」を食べたり、首に濡れタオルを巻いて昼寝したり、マルナカに行ったり、お墓参りに行ったり。

そう言えば、以前母にベストセラーのワンノブゼムとして送っていた「東京タワー」を読みました。男の子を持つ母と、男の子を持たない母(私の母、そして私。)とは根本的に「母」の種類が違うと思っています。この度読みまして、なんとも思いの詰まった本だと思いましたが、泣けるという形で表れる共感が私には起こってきませんでした。母に「泣けた?」と聞くと(母はあくまで涙もろい性質。)「泣けはしなかった。」と。この辺りが私ども母娘の親子関係の表れなのでしょうかしら。東京のビル=墓標の行は、写真と相まって良かったです。
なんて書いておきながら、帰り際、駅まで見送りに来てくれる母の姿にうっすらとオカン的感情が湧いてきたのも否めず。毎度毎度のなんちゃってセンチメンタリズムに浸りつつも、ウチに帰ると私の東京タワー=Eタワーはいつでも私を待っていてくれる!引きずってきたノスタルジアはあっという間に満腹の幸福感に吸い込まれて消えます。


今日の晩ご飯:買って帰ったお寿司・うどん・冷や奴・黒豆三昧(「かまど」の饅頭。お土産。)