黒眼、ここにあらず

袋ラーメン級の日々。先生の帰宅時間には遠く及びませんが、立ち仕事の飲食業、夕方にはピスタチオ並みに白眼を剥きたくなる。そして剥いてみる。スーパーの試食コーナーよろしく、口先だけで喋る。受付嬢の微笑。心の眼は若干ここでも白眼気味に。水の流れる如く、お客様をスルーするー。フープロを左手で押さえつつ、ラム酒の蓋を回す。ここであおる…わけではない。手作りだから心がこもっている…そんなことはない。材料がよく混ざるくらいだろう。心なんか込めていたら、一日に3台も4台も焼けるはずがない。正真正銘無添加だ。
こうして、忙しいながらも機嫌の良い自分を保っている。お金と引き換えなのだから、これくらいでちょうど良い。こっそり白眼を剥くくらいで。

今日の晩ご飯:水菜人参エノキネギをシャキッと炒めて鶏の甘辛焼きをのっけた丼・まいたけのお汁・サツマイモレモン甘煮・春雨の酢の物