7年ぶり

Eやむのご友人の七回忌ということもあり、思い立って島根の西の方へ行ってきました。(前回は2004年の6月。)
朝7時、悪天候で先行き不安ながらも出発。高速道は50キロの速度規制、あちこちでタイヤチェック。ところにより、積雪あり吹雪ありと、散々なお天気。雪による通行止めが各地で続発する中、なんとか浜田道に入った。。。ところで事故により通行止め。全く見ず知らずのお土地で高速を降りる羽目になり、そこからは地道でエッチラオッチラ。雪の緊張感で、道中を長くは感じなかったけれど、疲労感たるや。。。
目的地に無事到着。御仏壇に手を合わせて。お寿司をごちそうになりました。ご友人宅はお寿司屋さんなのです。高級お寿司フルコースを無銭飲食。有り難過ぎます。エンガワとアナゴがおいしかったです。ノドグロ(お店では中サイズだということでしたが、一般的にはどう見ても大あるいは特大サイズです。)の煮つけもおいしかったです、本当に。
双方の子供たちが退屈になるほど、ゆっくりと過ごさせてもらったあと、本日のお宿へ。海岸にたつ国民宿舎です。少々お高い海の見える方のお部屋を取ったのですが、見えるは怒り狂う黒い日本海のうねりと白波ばかり。夜更けの海鳴りも相当なものでした。お料理もおいしく、お風呂も(こちらも海に面した展望風呂でしたが、見えるは。。。)ゆったり入れました。ミカリンは「このマンションにずっと暮らしたい。」と言っていました。泊りの旅もイイものです。
そして、その夜。。。ヒナッペが哀しいことに。怖ろしいリバースの波に呑みこまれました。食べ過ぎか、はたまた。。。
翌朝、カーテンを開けると、一応明るく晴れた空と青い海。朝食をとりに行くが、いつもハングリーな私にしては腹八分までしか食が進まなかった、後にして思えば。ヒナッペは当然何も食べず、水分のみ補給。
でも、なんとか復調して、皆でアクアスへレッツゴー。目玉であられるシロイルカはやっぱり異様なかわいさでした。ミカリンの反応がとてもよろしくて、連れて行った甲斐がありました。サメの水槽の前では「これ、壁がある??」とおびえ、熱帯魚系の前ではキャッキャとはしゃいでおりました。
アクアスを出て、9号線=山陰海岸線を東へと戻る道を行くこととして。元来、食いしん坊の私たちならば、出雲によって出雲そば、あるいは鳥取県西部の牛骨ラーメンあたりを楽しみつつ帰路につくところなのですが、どうにもお腹が重い。。。ヒナッペはともかく、Eやむも私も何も食べずに午後2時3時、結局どこにも寄り道をせず(小さな道の駅に立ち寄った以外。)自宅に戻った次第でした。
自宅にて、Eやむは即寝、私は。。。。。キマシタ。例の波が。大人なので、催す予感がした時点で自ら催しましたが。熱も出ました。追って、Eやむは下からの波が起きたようでした。どうもナマモノをたくさん食した3人がノロわれたようでした。
一夜あけて今日は、ウソのように波も過ぎ去り、穏やかな、いつもどおりお腹の空く健康的な一日でした。ヒナッペ曰く「水族館、楽しかったけど、お土産、今見たらロクなもの買ってなかったわ。アタマ、死んでたんだ、やっぱり。」私も考えてみれば、たいしたお土産を買ってなかったですもの。。。もう一回おさらいの旅をしないといけませんね、これは。