ホッタイモイジルナ

maico202005-11-02

四国・高松の新おみやげおととせんべいの象屋元蔵[讃岐・高松]が実家から送られてきました。大正の頃より、瀬戸内海に面した高松では、小魚をまるのまま生かした素朴なせんべいが作られてきたそう。しかし、その手間ヒマかかる工程から、いつの間にか作り手がなくなって。。。そんな中こちらの若い職人さんが復刻、さらに美味しくなったのが「おととせんべい」なんです。画像は立派すぎて、誰も手をつけなかったベロコ(=高松での通称。一般的魚名:キュウセン、ベラ)です。
まだ高松駅が建て替え中の折、ヒナッペはお腹にいたのか、ミニミニだったのか忘れましたが。高松から鳥取に戻る際、たいてい父と母とが駅までお見送りしてくれるのが常でした。が、ある日母は仕事で留守で、父だけがお見送りをしてくれまして。鳥取へのお土産には、和菓子(それも「かまど」系多し。)を選ぶのですが、キオスクで父が「おさかなせんべい」を見つけて。「たまにはこんなんもえんちゃうん?さかなのかたちしとるで。」と。それが数年前までかろうじて作られていた「おととせんべい」の祖先、「おさかなせんべい」なのでした。「おさかなせんべい」もかわいらしくて気に入ったのですが、買ったのはそれっきりで。あまり会話の弾むでもない、でも仲が悪いワケじゃない、そんな父と娘の選んだ「おさかなせんべい」。妙に印象に残っています。

今日のおやつ:ヒナッペの掘った芋で作ったスイートポテト
今日の晩ご飯:ぎんなんごはん・黒枝豆の和風ポタージュ風・揚げササミとメークイン(fromごんぎつね)とにんじんのとろみ煮・水菜とじゃこのポン酢和え・ニラとワカメの卵とじ

いただきもの野菜、続々消費中。野菜あれば幸せ。