旅は道連れ世は情け

テュペロ・ハニー今日は城崎マリンワールドへ日帰り旅行をしました。ヒナッペが夏休みノートの‘夏休みにわたしのしたいこと’欄に「水族館に行く」と宣言していたので。。。
これまでは、山陰の大動脈あるいは山陰高速と呼ばれ称されている国道を通って行くか、海岸線を行くか、そんなルートで城崎に向かっていましたが、今日は海水浴の混雑を避けようと。郡家から雨滝に向かい、蕪島というところへ抜けて、そして蒲生トンネルの9号線へ合流という素晴らしい県道を行くことにしました。(地図上では、ちょっと峠の辺りのカーブがきつそうなのと、冬季閉鎖というのが気になりましたが。)
途中まではよくある山道上り道。そして「道幅減少」の標識。こういった道にはよくあることです。が!!!道幅は車の幅ピッタリしかない!そしてガードレールがない!(付けられない。)反射板のみがポツリポツリと立てられ、そして下は。。。人生の最期に華麗なるダイブを決めたい方にはおすすめできます。智頭・板井原に上がる道も結構なモノだと思っていましたが、比較になりません。暑さも吹っ飛ぶ程に肝を冷やして、なんとか峠を下る方向にさしかかった時、なんと対向車が。雨滝を訪ねようと東京から来られたレンタカー夫妻でした。地図を頼りに来てみたら、「こんな道だなんて!!」。どうにかこうにかすれ違うことに成功して、この恐ろしいケモノミチで人と出会ったことに心底安堵して、お互いに励まし励まされ合って、行く先の無事を祈ったのでした。途中に、黒板に白チョークで書いたような道案内が地べたに置かれていて(ここは県道です。)、そんな小道具も後から思えば絶妙に面白いのでした。
水族館ではアジ釣り(釣り堀式)に興じて、イルカショーを楽しんで。かなりの人で賑わっていましたがストレスなく過ごせました。来年の4月にはまた新しい施設が完成するそうで、それも見てみたいです。今日印象に残ったのは、アシカが気乗りしない様子で芸をこなしていたところです。そんな日もあります。
それから念願の出石そばを食べて、満足。一人5皿の皿そばでは足りず、追加しました。15皿完食した女性、20皿完食した男性は某かの「認定証」がもらえるそうなのですが、Eやむも私も明らかにもらえます。(今日は追加しても全然足りないので、そば湯で腹をふくらませたのです。)
帰り道はガソリンスタンドのオジサンに教えてもらった「蘇武トンネル」を通って。3600メートルの長いトンネルで、これをここに造る必然性と経済効果あるいは存在意義に思いを馳せながら、通過。
そんなそんな、とても楽しい旅でした。BGMはなぜかヴァン・モリソンだったですけどね。

今日の晩ご飯:出石そば(Eやむ9皿、ヒナッペ4皿、私7皿)