インフル・ベー

ヒナッペはインフルB型でしょう、ということになりました。保育園のクラスの半分がお休みしている状態だそうでして。インフルの予防接種をしようかと思いつつもタイミングを逃し。。。しかしながら今日は接種なしのワリにはウンと軽い症状と言われました。新しくなった病院へ行くことができて、Eやむも私もヒナッペもみんなキョロキョロで。。。明るくて新しくて、病院はやはりコレに限りますね。ヒナッペ、ちょっとノドが痛むのが辛そうですが、日中はただただ退屈モード、これから金曜までが長いです。。。ご心配なく。
私はあいかわらず大時間持ちなので、今日は森茉莉「貧乏サヴァラン」を読んでました。少し読んでEやむが買ってくれた1杯19円の簡易ドリップコーヒーを飲みながら、我が家系(は私を含めて貧乏サヴァラン的、否貧乏ではあるのです。)を思うのです。
母は料理が上手いのですが、母のこだわりは何と言っても、妥協無き素材選びです。財布の中身がさびしい雰囲気の時も、「牛肉はイイのじゃないと!」と私なら切り落としを買うところを特選ロース薄切り肉を買い、「コレ、美味しそう!」と地元の高級魚をさも当然と買うのですから。。。
父はと言えば、休みの日は家族でお出かけ+外食というのがパターンだったのですが(そのパターンを作ったのも父と思われ。)、ありとあらゆるところへ連れて行ってくれました。ある時、ちょっと気取ったフレンチレストランでお食事したのですが、コドモである私はもちろんのこと、幼子である妹にまで1人前フルコースを注文したことに、コドモながら感動した覚えがあります。
そして我が祖父は、こだわりと言うよりはむしろ偏屈と呼ぶのがふさわしいのかもしれませんが、牛肉への異常な目利き、そして牛にはバターを使え云々の教え、それから地エビを使ったエビフライはエビを必ず開く(アンチョビサイズのエビを開く、しかも何十匹!)、ちょっと常人には理解できないA食品の梅干しへの愛着。。。この梅干しは高級でもなく、高級でないばかりかハッキリ言ってしまえばひどくチープな味なのです。近所のスーパーで買っていたその梅干し、やはりあまりにもチープな味のためか、取り扱いがなくなったのです。そこから、あちこち探し回って探し回って、最終的にはその製造元の食品会社に連絡を取ってまで購入するのですから。。。そんなことを思っていたら、ものすごく食べたくなりましたA食品の梅干し!!

今日の晩ご飯:豚バラと白菜の重ね蒸し・かぼちゃのいとこ煮・アスパラ酢味噌ドレ・豆腐と貝割れの味噌汁・納豆・明太子